「円覚寺」の見どころを紹介

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古い歴史のある格式高い寺院

鎌倉時代の後半に北条時宗が宋から招き入れた無学祖元禅師が開山したことで歴史が始まったのが円覚寺です。
鎌倉五山第二位として昔から品格のある寺院として親しまれており、現在でも鎌倉観光の定番スポットとして親しまれている存在です。
季節に応じて様々な花木を楽しめることも魅力的ですが、他にも様々な見どころがあります。
ぜひご覧になっていただきたい円覚寺の見どころをいくつかご紹介します。

参考:鎌倉唯一の国宝建造物も!鎌倉の円覚寺は一度はいきたいおすすめ観光スポット

舎利殿

鎌倉でただ一つの国宝建造物として知られる舎利殿は、鎌倉時代に宋から伝えられたとされる禅宗建築で作られているのが特徴的です。
非常に珍しく価値がある建造物として国宝にも指定されている貴重な存在です。

舎利殿に祀られているのは佛牙舎利と呼ばれているお釈迦様の歯だとされています。
佛牙舎利は源実朝が宋の能仁寺から請来したものだと伝えられています。
非常に貴重な場所とされているため普段は一般の方に公開されていませんが、風入れを行う際にだけ特別公開されています。
じっくりと目にすることができない貴重な機会となりますので、素晴らしい禅宗建築の細かさを確認してください。

梵鐘

仏殿の脇から小道を進んでいくと、梵鐘と弁天堂をご覧いただけます。
梵鐘は国宝にも指定されており洪鐘(おおがね)とも呼ばれているとても大きな梵鐘です。

梵鐘を作ったのは鎌倉時代に名工と呼ばれた物部国光ですが、高さ2.6メートルにもなる大きな梵鐘を一度で成功させるのは難しかったそうで2回も失敗していたと言われています。
無事に成功するようにと北条貞時が江ノ島の弁財天に祈りを捧げたところ、無事に鍛造に成功したという逸話が残されています。
無事に梵鐘が完成したのは弁財天のおかげだとして感謝の気持ちを示すために梵鐘の向かいに建てられたのが弁天堂とされています。

名勝に指定される庭園

円覚寺には名勝に指定されている素晴らしい庭園をご覧いただくこともできます。
総門前にある白鷺池は横須賀線が開通したことで半分以上の池が壊されてしまったという経緯がありますが、名勝指定を受けている場所です。
円覚寺を建立する際に適した場所を探している際に鶴岡八幡宮からやって来た神霊が白鷺になってこの場所に舞い降りたと伝えられています。

仏殿前には市の天然記念物にも指定されているビャクシンの古木が存在しています。
同じく方丈前にもビャクシンの古木が存在しています。

方丈の後ろには妙香池があり、創建当時の風情を楽しむことができます。
景観の中心部にある岩は虎頭岩と呼ばれています。
実は現在ご覧いただける妙香池は昭和53年に江戸時代に残されていた絵図に基づいて改修が行われたもので、岩盤が景観の中心になるように復元されたものです。